こんにちはコツです!
今回は、いざ投資を始めよう!と決意してすぐにぶち当たる選択肢である
ネット証券の選び方について解説していきたいと思います!
その中でも特に人気の二大巨頭「SBI証券」と「楽天証券」に絞って今回は比較をしていこうと思います。
私はどちらの証券口座も持っているのでこの記事を読むことで、あなたがSBI証券と楽天証券のどちらを選ぶべきかがわかります。
さらに、それぞれのメリット・デメリットを比較しますので、参考にして頂ければと思います。
結論は、「どっちの口座も作っちゃえばいいじゃん」です。
SBI証券と楽天証券 結局どっちがおすすめ?
しかし、この結論では怒られてしまいそうなので、1つの口座しか開設できないと仮定します。
IPO銘柄を狙いたい、様々な国の銘柄に投資をしたい、普段からTポイントを利用している方はSBI証券がおすすめです。
既に楽天市場や楽天カードなどの楽天のサービスを利用している、楽天経済圏に興味があるという方、日経テレコンを利用したい方は楽天証券がおすすめです。
SBI証券のメリット
SBI証券は口座開設数550万件を突破した(2021年1月現在)ネット証券最大手です。
サイト内の情報量も多く、必要な情報はほぼ網羅されているイメージがあります。
手数料も安く、欠点らしい欠点もほぼないところが魅力的ですね。
しかし、利用者の口コミを見ていると様々な意見が見えてきたので、メリット・デメリット共に解説していきます。
SBI証券のメリット①:IPO銘柄を狙いたい人
IPOとは未上場企業が、新規に株式を証券取引所に上場し、投資家に株式を取得させることを言います。
多くのIPO株は公募価格よりも初値価格の方が高くなるため、簡単に利益が出やすいという特徴もあって、大変人気なのですが、このIPO、どこの証券会社でも買えるという訳ではないんです!
銘柄ごとに取り扱い証券会社が決まっており、幹事を受け持つ証券会社から申し込みを行って初めて抽選権を獲得できるのです!
そしてSBI証券は2019年度、全86社中82社と約95%のIPO銘柄を取り扱った実績を持っておりIPO銘柄に強いネット証券と言えます。
ちなみに楽天証券は全86社中26社で約30%でした。
SBI証券のメリット②:外国株式の商品数が多い
SBI証券は外国株式の取り扱いが多く9ヵ国の国を対象に投資を行うことができます。
(楽天証券は6ヵ国)
積極的に海外の国々に投資したい方はSBI証券がおすすめですよ。
米国 | 中国 | 韓国 | ロシア | ベトナム | インドネシア | シンガポール | タイ | マレーシア | |
SBI証券 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
楽天証券 | 〇 | 〇 | ✕ | ✕ | ✕ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
SBI証券のメリット③:Tポイントを利用して投資信託が購入できる
SBI証券であれば、普段の利用で貯まっているTポイントを1ポイント1円でとして最小100円分から買付が可能です。
そのため、普段からTポイントを積極的に貯めている方であればSBI証券を検討するといいかも知れません。
しかし注意点を挙げると、Tポイントで買付ができるのは投資信託のみです。
国内株式や外国株式、FXや先物取引には利用できないので注意しましょう!
SBI証券のデメリット
SBI証券は総合力が高く、欠点らしい欠点がほどんどないのが魅力です。
しかし、デメリットも存在するので紹介してみたいと思います。
SBI証券のデメリット①:サイトや注文画面が見にくい
ちらほらと散見される意見として、サイトや注文画面が見にくいという評価があります。
https://www.sbisec.co.jp/ETGate
いかがでしょうか?
使いやすさは使用者によるので何とも言えませんが、確かに少しごちゃごちゃとしている印象かも知れませんね…
少し苦手だと感じた方は、別の証券会社を検討すると良いかも知れません。
SBI証券のデメリット②:サポートが不親切・レスポンスが遅い
当然ですがネット証券のため、実店舗がありません。
そのため、不具合が発生した時やわからないことがあった場合は、電話かメールでの対応になります。
しかし、口座開設数ナンバー1がゆえ「レスポンスが遅い」、「回答が適当」などの意見があるようです。
しかし、偶然当たったサポート担当がハズレだったのかも知れませんし、他のネット証券でもそのような意見は見られるので、一定数このような評価が見られるのは仕方ないことなのかも…
楽天証券のメリット
楽天証券は口座開設数500万件を突破し(2021年1月現在)、SBI証券に次ぐ人気のネット証券です。
特に最近の新規口座開設者の伸びは凄まじく、SBI証券に迫る勢いを見せています。
またシンプルな作りであることから、女性や若い世代、初心者からの支持を集めており、他の楽天サービスと併用をするなら、楽天証券を強くおすすめします。
楽天証券のメリット①:楽天サービスを既に利用している
すでに楽天のサービスを利用している方も多いのではないでしょうか?
そんな方には楽天証券がおすすめです。
例えば、楽天銀行の口座と楽天証券を連携させることで、「マネーブリッジ」というサービスが適応され、以下のサービスが利用可能になります。
- 優遇金利
- 自動入出金(スイープ)
- ハッピープログラム
- 残高表示サービス
- 投資あんしんサービス
- らくらく入出金
↓↓↓詳細はこちら↓↓↓
https://www.rakuten-bank.co.jp/assets/intermediation/charm/rakutenbank.html
楽天証券のメリット②:楽天経済圏に興味がある
皆さんは楽天経済圏という言葉を聞いたことがありますか??
楽天の各サービスを利用し、SPU「スーパーポイントアッププログラム(Super Point Up Program)」という、楽天のポイントアッププログラムを活用して楽天市場でお得にお買い物をすることを、「楽天経済圏で生活する」といいます。
私もこのサービスを利用しており、SPUのポイント倍率は現在8.5倍です。
この倍率は、楽天市場でお買い物をするときに8.5%割引になると考えてもらえればokで、とてもお得に楽天市場を利用できちゃいます!
楽天経済圏の恩恵を受けたいと感じた方は、楽天証券に口座開設してみましょう。
楽天証券のメリット③:日経テレコンが無料で利用できる
楽天証券の口座開設をすることで、日本経済新聞社が提供する「日経テレコン」が閲覧できます。
・iSPEED for iPhone/Android(スマホ用)
・マーケットスピード II(PC用)
どちらのチャネルからでも日経テレコンを利用することができます。
なんと無料なので、利用しない手はないサービスだと言えます。
楽天証券のデメリット
楽天証券のデメリット①:システム障害が頻発する
サーバーダウンを起こすことがたまにあり、「せっかくの絶好の買い場を逃してしまった」といったクレームがいくつか見受けられました。
デイトレードや短期での売買を繰り返す方は、ストレスを感じることが多くなるのかも知れないですね。
ちなみに私は長期投資をしているので、不便に感じたことは一度もありませんでした。
楽天証券のデメリット②:カスタマーサービスの電話がなかなか繋がらない
「カスタマーサービスに電話しても毎回数十分は待たされる」「電話対応してもらえる時間帯は仕事をしているので、休憩時間に電話をしてみるが、一向に繋がる気配がなく一生問題を解決できる気がしない」といった評価がありました。
いま、1番勢いがあるネット証券ということもあり、カスタマーサービスの対応が追い付いていない可能性があります。
自分でネットで調べて問題解決ができる方でないとストレスを感じるかも知れません。
まとめ
それではまとめです。
SBI証券は
- 楽天のサービスを利用していない
- IPO銘柄を積極的に狙っていきたい
- マイナーな国への投資もしたい。
- 情報が豊富なサイトがいい!
という方におすすめです。
楽天証券は
- 既に楽天のサービスを利用している
- 楽天経済圏に興味がある
- 日経テレコンを利用してみたい
- シンプルなサイトが好き!
という方におすすめです。
そして冒頭でも言いましたが、どちらの口座も開設してみて、自分が使いやすいと感じた方を使うのが確実だと思います。
それぞれ、得意分野、不得意分野があるのでいいとこ取りできますしね(笑)
どうしても自分で決めきれないんです!どちらか選んでください!と言われたら楽天証券をおすすめします。
理由は楽天証券の方がシンプルだからです。
私は楽天経済圏に入り浸っていることもあり、楽天証券をメインで使用していますが不自由を感じたことはあまりありませんよ。
SBI証券は情報量が豊富な分、見やすさを犠牲にしてしまっているような気がします。
初心者は楽天証券、中級者~上級者向けなのはSBI証券かも知れません。
あくまで私の意見に過ぎないので、読者の方は自分の目で見て検討してみて下さいね!
証券口座の開設は、投資家への第一歩です。
この記事がきっかけで証券口座を選べた!と言ってくれる方がいればとても嬉しいです。
それでは!
コメント